No.7 事件?事故に巻き込まれました。

No.7


会社からの指示を受けて近くの駐在所へ。

幸い近くに駐在所がある事は土地勘もあったためすぐに思い出しました。
急いで写真を持って向かいました。


中に入ると警察の方が1

『どうかしましたか?』
そんなやり取りをしながら今日の出来事を話しました。

そして盗難車であろう車の写真(ナンバー付き)を見せると警察の方の顔色が一瞬変わったような気がします。


『ちょっとナンバー等を本部とも確認をしたいので外でお待ち下さい。』

そう言われて外で待機……


おかしくない?
ただの盗難車なら今から現場に見にいきましょ!とかになるんじゃないの

ナンバーを照会


なんか変な事件とかに巻き込まれてないよね



そう思いながら待っていると

会社から電話が


『どうだった?』と聞かれても
何も分からない状態で待ってると伝えると

会社からも変な事件とかに巻き込まれてないよね?と心配の声が



いやなんか嫌な予感がする。

そう会社に伝え自分の車の中でしばらく待機していました。


それからしばらくすると


『お待たせしました!!』
『現場に向かいましょう!!』

『ただ万が一のために本部からも応援を要請しました!』
『そのため、すぐにパトカーが来ますので全員で向かいます。』


おいおい……
マジか……


嫌な予感しかしないじゃん


警察官の方にも何があったのですか?と聞いても

【用心のためです。ご安心ください】

それしか言われませんでした。


それから数分後

赤色灯を光らせてパトカーが到着。


いやいや敷地内に知らない車が残されてるだけだよ?

それなのにこの張り詰められた空気はなに!?


とりあえず警察の方からも現場まで先導して欲しいと言われ私が先頭になって現場に戻りました。


現場に戻ると警察の方々が例の車を確認。


車には鍵がかかっていたようで外からの確認をされていました。


それから数分くらい経っただろうか


ゾロゾロと警察の車両が駐車場にやってきました。


到着したのは刑事さん達なのか何なのか分からないでいました。

すると警察の方が車を確認するやいなや

『もしかしたら建物内に侵入しているかもしれません。』

『鍵を開けてもらえますか?』

そう言われました。


しかし鍵を会社の管理不足で見当たらず

今日も外観の様子を見に来ただけだったので鍵は持っていませんでした。


『鍵はあいにく持っていない

そう答えると、すぐさま


『ガラスを割って鍵を開けても良いですか?』



えっ!?!?
そこまで!?!?


私は『はい』しか言えませんでした。


続く


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