No.10 お尻のエコーを初体験

No.10お尻のエコーを初体験

ここで病院のお話しに戻りますね()

まぁ前回までの私のお話しはあくまで"考え過ぎ"だと自分自身に言い聞かせています(笑)

たまたまの偶然が重なった奇妙な事だったな。くらいで聞き流しといてください(笑)


さてさて皆さんはお尻のエコーって体験した事はありますか??

エコーって言うと機械を当てて診察する機械ですが肛門にもエコーをとることが出来たのです


私もこの病気になって初めて知ったのですが
どうやってお尻(肛門内)のエコーをとるか想像しながら読んでくださいね!



【前回の続き】

先生の指での触診も終わり触診での異常は特に無し。

痔などの可能性も消えたらしくただお尻には微量の便が漏れていたのも前回同様確認されました。


ただ漏れる穴が無い

先生も首を傾げ、念のため聞かれた事は

・お尻の手術等は過去にありますか?
・何か最近お尻の怪我とかもありませんよね?


もちろん、どれもありません。

なぜか急に漏れ始めてきたんです
それにお尻(肛門付近)に何か膨らみがありませんか?

あれから痛い時には外側に塗る薬を塗っていたので肛門付近に小さな膨らみ?があるような気がするのですが……


先生が再度お尻をくまなく見ていただけましたがありませんね


マジですか



その後、念のためお尻の"エコー"をとりましょう。

と、先生からご提案を受けました。

触診では分からない奥の部分に何か異常がある場合もあります。
痔瘻でしたらその"トンネル"がエコーにも映るとの事でしたので"お尻のエコー"をお願いしました。


その後、診察室から出て検査の部屋に連れて行かれました。

【いやまてよお尻のエコーってどうやるの?】
【何かレントゲンみたいにお尻を突き出して撮影するの?】
【まさか中まで機械を入れれないよね?】



そんな嫌な予感からか寒気がしながら検査室に通されました。


検査室には私と同年代の女性の先生と、明らかにプロのような男性の先生(笑)


機械は見渡す限り何もない


レントゲン室のような【放射線注意】みたいな看板も無ければ特別隔離された部屋でもない。


あれ?あの機械をお尻に当てるだけかな??


そんな淡い期待はすぐに無くなりました(笑)


先生から検査方法の説明。

今から横になってもらい細い機械を肛門内に差し込みます。
それから肛門内の撮影を行います。
先生からも説明があったとは思いますが、痔瘻の場合には漏れ出てくるトンネルが映る場合があります。
そのため全方角を撮影しますね!(笑)

途中で頭が真っ白になってたので覚えてるのはここだけです(笑)



おい!マジですか!!( ゚д)

機械刺されるの!?(笑)


そんな私の心の声も届かないうちに下着まで下げて先生方にお尻を突き出していました。

『よろしくお願いします


男性の先生も女性の先生も気さくな先生方で
私が緊張しているのを感じ取られたのか、とても親切に診察していただけました。


まずは、お尻にジェルのような物を塗られ

男性の先生が『失礼しますね。』と言い終わる前に指を入れて触診&機械が入るようジェルを内側へ

痛い……


男性の先生が『機械は僕の指より細いから安心してね!』
肛門科ジョークww
でも既に痛いし!(笑)

きっと私の緊張を笑いでほぐしてくれようと言ってくれたのだとは思いますが、肛門内に指が入ってる状態では笑えない;∀;)(笑)

むしろずっと肛門触られてて吐き気がしてきました


ヤバイな

そう思ってる頃には機械の登場!!


私には見えないようにご配慮いただけましたがお尻の感覚だけでどんなのか想像出来ます

こいつ動くぞ!!(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥)


そう!機械の先端がお尻の中で動くんです


痛い!痛い!((((;゚Д)))))))

しかもメッチャ入ってるー((((;゚Д)))))))


私は痛みを我慢しながらも
先生から『お尻の力を抜いてリラックスしてくださいねー』と言われパニックですよ!(笑)


いやいやリラックスは出来ないよ!先生(笑)
これでリラックスしてたらおかしいよ!

心の中でそうツッコミながらか細い声で『はい』これが限界でした。


ウニウニ動く機械に
【早く終われ早く終われ】それしか考えないように我慢してました。

気付いたら背中が冷や汗でびっしょり。
着ていた服が背中に張り付いてました。

もう限界……

私は無の境地をマスターしたような気がします(笑)


あと少しですよ!と女性の先生から優しいお声をかけていただけた頃には限界突破してました


なんとか検査も終わり機械が抜かれた時には動けない身体になってました。


先生から『大丈夫ですか?』
そう聞かれてもびっしょり冷や汗かいて無の境地を体験した後からは『はい….』しか出ませんよ(笑)

なんとか手すりにつかまり靴を履いて待合室に戻りました。


待合室の椅子に座りたくない

私はお尻がチクチクしながら立ったまま順番を待ちました。

続く。

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